yu_______n’s blog

想いが溢れたら、

約1年半ぶりに現場行ったら心が潤いすぎて生きる気力を貰えた話。

どうもお久しぶりです。しがないオタクことユイです皆様お元気でしょうか!!
皆さんもう師走ですよ?え、師走ですよ??????前記事が約9か月前の3月……時間の経過よ……と思いながら、ついに訪れた年末、そして2021年はエンターテインメント界にとって超重要な『『現場』』が今年ようやくオイラの界隈でも再開し始めた!!ってことで、 どれほど私にとって現場が必要だったかを痛感した私による感情優先の"現場備忘録"を記したいと思います。現在進行形のものはなるべく特定のワードは避けつつ最高を味わった瞬間や涙が止まらなかった最高空間など…について、思う存分語らせていただきたいと思います。(曲目や衣装の言及避ける努力します。地雷に感じたらすぐにバックしていただきたいです)

そもそもどうしてこんなに次の現場までに時間が空いたのか、皆さんお分かりだと思いますが せーの!


新型コロナウイルス!/\ぶっころな!!/

 

…心の中でご唱和いただきありがとうございます

 

もう本当に…未知のウイルスと共存しながら戦い続けた日々でしたよね…まあこれも現在進行形ですが…当方の某推しも感染しました…

2020年の現場はドタバタと延期中止発表だらけで。演者側も観客側も心すり減る時間が多かったと思いますが。ワクチンの普及や緊急事態宣言の解除などにより、エンターテインメント界の状況はある時期のことを考えたら徐々に再開しつつありますよね。きっとこの記事を読んでくださってる方の中にも私ぼくもライブ行ったよ!舞台行ったよ!という方沢山いらっしゃると思います。苦しすぎた時期を考えれば本当にありがたい環境になりましたね…!!

結論からいうと今年は2現場お邪魔しました。客観的には少ないと思いますが22卒はバタバタでして就活に卒論…(後者はまだ終わってない)そしてその合間を縫って労働…まあまあ健闘したと思ってます(自画自賛が酷い)。そんな私の備忘録を語りたいと思います。長くなるぞ〜〜ファイティン!

 

 

 

 

まず1つ目はLittle Glee MonsterのBRIGHT NEW WORLD初日。(少しネタバレ有)アタクシの最推し様である芹奈が復帰するという知らせを受けからチケットを探していたのですが、兼ねてから縁のある子にありがたいことに声をかけていただき行くことが出来ました。

 


単に22卒とんでもなく忙しかったという理由も大いにありまして、現場でも配信でも4人のライブは見ることが出来ておらず、ひさびさに5人の姿を見に行きました。

そもそも私のコロナ前の現場はおそらく別界隈ですが去年末で休止した彼らの2年前の師走のドームで最後だったと思います。配信はこれでもかというほど堪能しましたが、当時から考えれば1年半ぶり。思い返したときに時間の経過とは?????しか思いませんでした。浦島太郎状態。コロナのせいで時の流れが早すぎて驚きが隠せず。ある時から定期的に現場がないと○ぬ性質になってたのにな、、、(リリイベ多発だったリトグリちゃんのせい⭐️)
リトグリちゃんの現場はなんちゃらparty(ちゃんと調べてから書けよ)ぶりだったので本当に2年くらい会場でハーモニー浴びてなかったことにびっくりしました。今さらBNWのセントレア行けばよかったなと思ってます出国前の前泊であのあたりに居たは居たんよ…
まあそんなこんなで念願叶い現場に、そして彼女の復帰を祝福することが出来ました。本当にFFの方々に恵まれておりますいつもありがとうございます…

 


オープニングで出てきた瞬間に会場の皆が歓喜の声を少し抑えきれずにいたあの瞬間、本当はあまり良くないことだけど皆が待ちわびてたんだなってウルっときてしまいました。
そこから序盤は特にですが涙が溢れて止まらなくてずっっっっと鼻すすってました。まさか5人のVIVAであんなに泣くとは。メディアで4人が頑張っていたことは痛いくらい伝わってるから、まず何より4人が楽しそうな顔していることに感激して。5人で歌っている幸福感に浸り。それと同時に目から水が。またMVにもなっていますが、君といればの落ちサビでまなかと顔見合せて最初は笑顔になっていたのに想いが溢れて思わず涙した芹奈がいても4人はなるべく表情崩さず歌っていた光景を見て、半年もの間何があっても強く生きてくれてありがとうという思いがあまりにも止まりませんでした。
久々すぎて本物だ……生歌だ……と思ったら足の震えが止まらなかったし(ライブ序盤の私あるある)生で歌を浴びるって自分のビタミン剤になりすぎるなと改めて気付かされたのです。初めてリリイベで声を聞いたとき、テレビで見る迫力との違いに驚いたことまで思い出しながら。圧倒的なあの音圧だったりあの音に囲まれたいつもと違う空間で聞く特別感だったりこのためにお金払ったわ……実質タダだろ……と思ったり。感情が忙しくなる、序盤から最後までずっとそんな気持ちのままでワァ私本当にライブに来た……と実感しました。

 

あとシンプルにコーレスバルーンが楽しすぎたのよ。声が出せない代わりにめちゃくちゃシャカシャカ振ってました。あれ音が群れるとめちゃくちゃ拍手の音に似てますね?声の代わりに返答に使うの楽しすぎたな……これから行く方も声出しが許可されない限り手に入れた方が絶対に楽しいと思います!
思い出してもにやにやするくらいには芹奈もたくさん楽しんでいて本当に心の底から安心しました。何よりも歌うために生まれてきた人だと改めて思いました。会場煽ったり声出せないのに煽ったあと声聞いてるアクションしてくれたり楽しそうにファンサしていたり……きっと大変なときもあるに決まってるけど一瞬でも笑顔見せてくれるだけで私たちの心が晴れるんだよ……生きててくれてありがとう……
あとすごく思ったのは序盤のくだりは流石に置いておいて本当にみんな静かにし続けるマナーの良さ。禁止でも声出してしまう界隈もあると聞くので、マナーも守りながら皆でいい空間作ろうとしてるいい空気感が出ていて改めて良い界隈で息してる、、と思いました。誰もが音楽に浸りにきているような。

衣装もセットもセットリストも、いつもより洗練された少しショーアップされている内容で正直ホールには勿体無いと思うほどで、、アリーナクラスでも見たいよこんなん、、と思いました、でもホールの狭さと音の良さだからこそあの空間が最高なんだよな。これからも万キャパとホール、どちらもいいバランスで開催し続けてほしい、、、、、

 

 

2つ目は11月にお邪魔した関ジャニ∞の8BEAT。地元の日程では都合が合わず横浜アリーナまで行きました。

1度目の抽選には落選していたのですが、公演日の数週間ほど前に制作開放席の案内が来て再抽選に参加し、見事に当選してしまいました。当落が前日の夕方という初めての経験をしたかつ他県に旅行に行った帰りにそのまま準備、だったのでドタバタしすぎてそこから荷造りした記憶しか無いのですが(しかも12時からの昼公演という地獄、実に24時間を切っている状態)秒速で新幹線を手配しペンライトの電池を確認し(しっかり切れてたのでその場凌ぎの百均へ)ちびぬいにうちわに公式写真に(アクスタ忘れた)とにかく大量に詰め込みとにかくバッタバタでしたが、これが現場に行く醍醐味だと実感しソワソワが止まらなかったです。

 

・・・のちのち知った話なのですが、コロナ禍におけるジャニーズの公演のファンマナーの良さが認められたことで事務所がフルキャパの申請を自治体に提出し晴れて許可が出て急遽再募集をかけたそうです。それが決定し連絡が来たのは公演初日の4日前、当落は希望日の前日の夕方。めちゃくちゃフッ軽モードでオタクしました。できればもう2度はしたくないけど。関ジャニ∞はこのツアーで1番遅くライブを再開したグループだったため、それより前に開催していた事務所ファンのおかげでこのような状況になったとのこと。もしコロナ禍となった後に過去に行ったことがある方はいればめちゃくちゃ感謝してることをお伝えしたいです。


そして個人的には本当にようやくということなのですが、彼らが5人体制になってから初めて会えました!!新体制後の47都道府県ホールツアーは外れ(愛知は懐かしの一宮市民会館)そして結局そのツアーもコロナにより中断……そこから約2年の空白期間を経て、ようやく念願が叶う瞬間でした。

正直5人体制になる、あの知らせを聞いたときは推しは残っててももう応援するのは無理かも、と思っていたけれど、ラジオでファンに手紙を読んでくれたメンバーがいたり『友よ』の歌詞のメッセージ性だったり5人の思いを教えてくれる機会があってたくさん知ることが出来たりファンクラブコンテンツがとんでもない充実度で自分たちのファンを楽しませようとしてくれるのが伝わったり。。「いやこんなの応援しないわけねぇが……」と強く思ってしまい今に至ります。チョロオタすぎるな。会わない期間が長かった現場の不足を感じていたからなのか、単に見慣れたからか、5人に会うのが全然怖くなかったんですよねぇ。自分でもびっくりするほど。


そんなこんなで会場に入り(感染対策で入場時間が早いため開演ギリギリまでメンバーのLINEやりとりが見られる)(私は1時間半前だった暇すぎたけどトイレも混んでなくて最高)時間通りに照明が落ちて映像が流れ始めた瞬間。鳥肌が止まらなくて止まらなくて。(OP映像で一人一人メンバーの名前とキメキメ顔出るのはジャニーズライブあるあるなんか?)(これリトグリでも見たいんよ)もう出てくる前に既に生まれたての子鹿ほど脚がプルプルでした。一人で入ったのでどうしよう会えてしまう最高で最強の5人に出会えてしまうこの目で確かめてしまう、とクソデカ感情剥き出しで一人でずっと焦ってました。細かく言うと演出のネタバレになってしまうので控えますが登場するときのあの独特の空気感はジャニーズのライブでしか味わえない高揚感だと思います。

このグループは私の推しでもある最年少が演出を担当しております。大規模な演出は他のグループばかり注目されがちですが、彼らもあまり知られていないだけでドームの経験が多い分演出の規模がかなり大きくこだわり抜かれた演出が目白押しで…今回も期待を上回ってくれました。そもそも今回のアルバム「8BEAT」に収録されている楽曲が有名作家、アーティストが手がけた豪華すぎるラインナップだったことからどれも個性がバラバラでセットリストもブロックごとにカラーや雰囲気がしっかり分かれていてその分衣装も展開も多く切り変わり、、、仕掛けがたくさんのメインステージでこんなのもあんなのも??!!という。目で楽しむのが忙しすぎて分身が欲しかったほど。

そもそもモニターがありえないほど大きくてこれどの場所にいても死角がないなすごいな??!!という気持ちでした映像も綺麗で。ド派手に炎や火柱を多用するかと思いきや急に上からゴンドラ使って降りてきたり急にいなくなったと思ったら映像が流れている間に移動して下から出てきたり、、「え何これ・・・」と思わずマスクの中で口があんぐりしてしまうほどセット転換が目まぐるしかったり一度で見切るには足らないほどでした。この仕掛けの多さ、絶対ドームでやる規模でもおかしくないと思うほど。感染対策で銀テープこそ会場には飛ばないけれど5人が、そして5人と後輩くんたちが楽しそうにエンタメを届けている姿だけで元気をもらえる時間で開演前から最後の最後まで、見ている人たちを飽きさせない工夫と努力が凝らされていてずっと待ち続けて我慢し続けてよかったと心の底から思えた時間でした。

あまり良くない言葉かもしれませんが、個人的にはわかりやすくお金が費やされているであろうエンターテインメントが本当に大好物なんです。景気も縁起も良い気分になるしその分視覚の情報が沢山入るからこそ楽しさは増すし元気が出るし。そして席は良くなくても近い距離で拝めてしまうアリーナ規模での贅沢さ、本当に何もかも満足感でいっぱいでした。2公演は入れるほどの交通費だったけど遠出してよかった……

 

 

 

長々と感想を綴ってまいりましたが、以前よりもコロナ禍に対してエンタメ界が徐々に柔軟になってきたことでようやく私も大好きな人たちと顔を合わせることができました。ここからは、そこで思ったこと感じたことを綴っていきたいと思います。

 

コロナ禍になり無観客、かつ配信のコンサート開催というやり方が浸透し、そのやり方に対してそもそも私は肯定的という前提で話をすすめていきますね。

 

昨年は数多く推しがいるというミーハーな私でも誰一人として顔を合わせることはできませんでした。徐々に現場が再開していくところもあったなかで、私が見ることができたのは全て無観客で開催される配信ライブのみでした。リトグリちゃんの足跡ライブも、関西ジャニーズのDream Islandも嵐のアラフェスも大晦日のライブも年明け春ごろのIZ*ONEの実質ラスコンの配信も藤井風さんのオーラスライブも(懐かしの代々木)自分が好きなアーティストのライブはとにかく見て画面越しでも楽しんで満たされようと思いました。にしても本当にミーハーがすごいですが。いえ、視野が広いだけです(ムキになんな)

 

 

 

そしてうようやく有観客ライブに行くことができた今年。

第1の感想としては、『ライブを見に行く』目的としてエンタメを見るのは大前提であっても『現場ならではの高揚感と独特の空気』を感じずには居られなかったことです。声は出せなくても観客の拍手や隣同士で少し会話している声だったり。時間を戻した場面で言えば持ち物を整理したり会場に移動している時間だったり。ライブに行って体感している時間は勿論ですがあの場所にたどり着くまでの準備、移動も込みで現場に行く楽しさなんだと思います。

 

 

また、コロナ禍になってから1年近く配信ライブを見続けた感想としては、その瞬間、しばらくは幸せを感じても、その次に思うのは『やっぱり生で会いたい……』という気持ちでいっぱいになってしまうな、ということで。あの演出をあの瞬間のダンスのキメを、あの瞬間のキーリングパートを、あの瞬間のハモリを、直に浴びたかったな〜という気持ちになってしまうんです。もちろん、抽選がなくても(回線が悪くなければ)誰でも平等に見られるという点はこのご時世に対してとてもいいな〜と思うのですがやっぱり生の威力には勝てないなと思っていました。実際に演者として立っている関ジャニ∞のメンバーの中でも、『お客さんでいっぱいのあの空間を知ってしまっていると物足りなく感じた』と話してる人がいました。まあでもいい側面もたくさんある一方で演者も観客も互いに何かしら物足りなさを感じてしまうことは当然だろうな〜と。だからこそ声が出せなくても有観客を待ち望んでいたんです。

 

 

2回、たった2回だったけど、声は出せなかったけど、独特の熱気もあの瞬間だけでも演者と観客がひとつになって楽しもうとする良い空気感もそれも全部実際に見にいくことで感じる現場のファンと出演者の一体感やお互いの愛や熱意がドバドバ。良い関係性を築けるグループを好きになれて、その輪の中で応援できている自分の幸せさをこれでもかというほどに感じてしまいました。あの瞬間は誰もが「え今世界で一番幸せ感じてるでしょ私」って思ってしまうでしょう。

 

ですが、同居する家族のことや仕事柄、都合によりまだライブに行く選択をできない方々が沢山いるのも理解しているつもりです。だからこそどんな状況でも配信で見ることができることには大きな意義があると思うし、集客数も制限されている中で行ける状況があってもそこに入ることができなかった方々にも届く。実際にどれほどの利益が出てどれほどの痛手を追うか、私たちにはわからないけれど大事な演目を見せていただく、空気は感じられなくてもエンターテイメントとして目でも耳でも楽しむ、演出の規模はそれぞれ違えど、沢山の思いが詰まった演目を画面越しで、そして実際に現場で、、演目を見るという手段だけでもさまざまな形が生まれたこの1、2年はエンタメの届け方の多様性を生み出したことに関しては悪くはない時間だったかもしれません。ただ、やはり生で見ることができるのであればその機会は逃したくないですよね。気兼ねなく誰でもライブや舞台を見に行くことができる状況となりますように。

 

 

 

ここまでわざわざ読んでいただきありがとうございます。最後に少しだけお伝えを

 

先ほども記録として書かせていただいた関ジャニ∞さんのライブ「KANJANI'S RE:LIVE 8BEAT」が年明けの2022年1月23日に配信されます。今年に発売されました4年半ぶりのアルバム「8BEAT」を引っ提げ行なっておりますツアーの最終日の模様が生配信されます!

誰もが知る有名曲はもちろん、ライブで人気の定番曲、今回のアルバムの収録曲など、盛りだくさん詰め詰めのセットリストと演目でございます〜!

明るく元気に盛り上げる場面はもちろん、フェスに来ている感覚になれるゴリゴリのバンドパート、まるでクラブに来ているかのようなスタイリッシュなダンスパートなどブロックによって全く異なったコンセプトの曲を同時に楽しめてしまう、彼らならではのパワフルなステージです。

特にダンス曲は本当に彼らも本気で踊っています。今回は特にダンス曲も多く、バラエティのイメージが強い方々にも見てほしいとご本人たちもおっしゃっています。(特に村上くん)(ステージで踊った日には色気爆発で他担狩りがすごいと評判です。有料版の彼に勝てる者は早々いない)ファミリークラブに入って入ればどなたでも割引が効きます。一般の方でも視聴可能です。今回のアルバムや歌番組等で少しでも気になった方は是非!ファンクラブ動画で是非みんなに宣伝してくれと言われておりましたのでようやく任務を果たしました^^

また、通常盤をお持ちの方はこちらの翌日に後夜祭にも参加できます〜詳しくはこちら!

 

https://online.johnnys-net.jp/s/jno/page/ReLIVE_8BEAT

 

 

長文失礼いたしました。それではみなさま良いお年をお迎えください

推しに人生救われた話。

どうも、りとるぐりーの真ん中オタクです。

(厳密にはもはや“元”に近いですが。自らゆるオタに成り下がったので。。)

なんだかTLがとんでも無く盛り上がっていたのと、個人的には22卒の就活生ということでもし今まで誰かに救われた言葉はありますか?的な趣旨の質問されたら

人物の詳細はぼやかしつつこのこと話そうとしていたので自分的備忘録としても残しておきたいと思います。

「ふーん」くらいで、そのうえ初寄稿なので語彙力のなさは目を瞑って頂ければ。

 

 

そのつもりは全くないですが、万が一

「おっとこれはただの惚気か?マ○ントか?」

 

と思ったのであれば、即座に回れ右していただければと思います。

 

 

かなり実体験を交えるので主観的な話ではありますが、私なりに思う彼女の魅力が伝えたいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、本題に戻って。

 

 

私がどう“推しに人生救われたのか”

 

 

それは遡って約三年前、いわゆるリリイベでのお話です。

(もうそんなに経っている…Time goes by…)

 

私は地元でしかほとんど参加していなかったし一度に何度も積みまくるオタクでもなかったので

顔は覚えてくれていたけれど友達のように話したくても緊張しすぎて一度もと言っていいほど上手く話せたことはほとんどなかった。

 

 

けれど、いつもかわいいパッチリキュルンキュルンおめめ(語呂悪)で

視線をこちらに向けながら話を聞こうとしてくれていた。

 

 

そんな彼女だからこそ、甘えすぎてもいけないと思っていたけれど

相談したくてたまらなかったことがあった。

 

 

たぶんあのときの私は、彼女に“しか”相談したくない内容だった。

 

 

その内容は晴れて大学生になり彼女たちに憧れて入った「アカペラサークル」でのこと。

 

 

秋に行われる新入生中心のサークルライブで、初めてリードボーカルをやることになった。

 

 

ただ、その当時の私は「目立ちたくない、ずっとハモってればいい」と思っていた。

本当はリードボーカルなんてやりたくなかった。目立ちたくないから。

 

 

いざ活動日の初合わせ、もちろんそのマインドで練習していたから

 

声は出ないわ周りの視線が気になって誰にも見られたくなくて不安なせいで余計に声が裏返るわで

 

本当に散々な状態だった。

 

自分が悪いのにそのおかげでさらに自信を無くして落ち込み、サークルを辞めることまで考えた。

 

しかもその頃には今ほど知り合いもおらず、先輩や同期に相談するなどもってのほかだった。

 

 

 

 

そのメンタルボロボロの状態で知らされたのが、「世界はあなたに笑いかけている」のリリイベ告知だった。

 

 

 

『ここしかない』と思った。あなたたちに憧れて入ったサークルなのに自分の小心者な性格のせいで本当は好きなはずの「歌うこと」

がトラウマになって嫌いになるかもしれない。その寸前だった。今思えば大袈裟だなあなんて思えるけれど、当時の私は本当に思っていた。

 

あの子だったらどうやって言葉をかけてくれるかな。プロとしてその道の第一線を歩んでいる人だからこそ、聞きたかった。

 

 

そして迎えたリリイベ当日。

 

 

 

とにかくそれを伝えることが頭から離れず、心ここに在らずだったことを覚えている。

 

 

 

ミニライブが終わり、いよいよサイン会。

 

 

 

とにかく列が長蛇なので根気よく並んでいた。(立ちっぱなしだから腰痛くなるんですよわかります?)(世が落ち着いてまた対面でも開催される日がきますように)

 

 

いつもこれ言ってアレ言って〜〜と練ってはいるものの一度として上手くいった試しがないので自分を信用していない。

 

 

まあなるようになるさと思いつつ頭の整理だけはして。面接前みたいな感覚になるんですよね。緊張している証拠です。

 

 

 

そして迎えた自分の番。

 

 

「アッきた☺️」といつも通りの優しい笑顔で迎えてくれた推しちゃん。

それに甘えるような形で思い切って話してみる

 

 

「私リトグリとせりなに憧れてアカペラサークルに入ったんだけど今度リードボーカル任されることになって。全然上手くいかなくて不安で自信無くしてて。どうしようって悩んでて…」(うろ覚え)

 

 

最初はほんまに?!って嬉しそうにリアクションしてたのが私が不安を口にし始めたら一瞬真剣な顔つきになって

その瞬間「アッ申し訳ない…」と思ってしまった。わかってたことなのにね。

 

 

でもそのあとすぐ笑顔になって

『いいやんリード!1番自由に歌えるし!好きに楽しめばいいよ!』

と言った。

そして書いたサインを渡しながら

『それにリード任されてるってことはそれだけ実力があるって思われてるわけだから。自信持って歌っちゃえばいいんだよ』

 

 

 

その言葉を聞いたとき、涙が出そうになった。

 

 

 

きっと誰にかけてもらっても嬉しい言葉ではある。だけど、あの頃の自分にとって

「大好きな人にかけてもらった言葉」という箔がついただけでこんなにも心にくるものなのかと思った。

「ありがとう、頑張ってみる!」

その言葉を繰り返しながらその場を離れた記憶がある。

 

 

そしてこの貰った言葉が自分の殻を破るきっかけになる。

 

 

 

リードボーカルとして初舞台を踏んだのはサークル合宿の最終日の発表会だった。(まさかの相談するきっかけの某サークルライブよりも前)

 

合宿で初めて会った人の方が多い中で歌うのですら緊張するのにそれに加えてまさかのリードボーカル。(ちなみに私の認識ミスで合宿初日にそれが発覚した。音取りしたのに全然違うところやってた。今思うと寒気がする。まじやば。)

何度も何度ももらった言葉を思い出してたらもはや「もう知らん!!練習はした!!なるようになれ!!」という気持ちで挑んだ。

いろんなこと抜きにして楽しんじゃえ。たぶんある程度吹っ切れていたんだと思う。

 

そして回って来た出番。

なんとか歌いきり、出番を終えて終幕を迎えた。

 

ハア〜〜なんとかやらかさずに済んだ〜〜〜なんて肩の荷が降りてどっと疲れが出たっけ。

 

 

そして合宿後に開催された打ち上げ。顔見知りになれた同期や先輩とご飯を食べながら話に花を咲かせる。

するとそこで一緒に話をしていたとある先輩から急に、

 

「Y(仮)(サークル名)ちゃん歌うまいね?!すごくよかった!1回生の中で1番好きだった」

 

と言われた

 

 

 

 

え?

 

 

 

頭が真っ白になった

 

え、今なんとおっしゃっ…

 

 

 

ようやく頭が理解に追いついた。

 

 

こんなことってあるんだ…

 

 

たぶん、いやこれは確実にそうだけど

 

 

あの子の言葉がなければ私はあんなに思い切って挑めなかったしこんな風に評価されなかったかもしれない

 

 

ありがとうせりな、あなたがいなかったら今頃私は見えない心の闇と戦い続けてその挙句きっと負け越しだったよ

「心から好きな人、尊敬する人」の言葉のパワーを感じた瞬間だった。

 

そして

 

「推しに人生救われた…」

 

大袈裟ではなく本気でそんなことを思った。アレがなかったら今頃こんな日々送ってなかっただろうな。感謝している。

まさかその数ヶ月後に自分の歌ってる姿を見られるとは思いませんでしたが。。久々に見返してたら芋すぎて○にたくなりました。

まあこの話はまたどこかで。

 

 

ここまで読んでくれた方っているのかな、いない気がしてきたけれど(もしいらっしゃったら本当にありがとうございます)

こうやって昔を掘り起こして懐古厨かのごとくつらつら書こうと思ったのは、

 

私が「推し」と「ファン」という距離感であの子と接していた時に感じた

「繊細で優しい性格だからこそかけてくれる言葉、表情」があるなと思ったからです。

 

意外と繊細で〜と話すことは前からあった(ソースは覚えてないです、すみません)から自分でもわかっているんだなあと思っていたけれど、

実際に話すと目をぱちっと開けて頷きながら話してくれたり剥がされて「ありがとう〜!!」と言ってくれ送り出してくれるときの表情だったりとにかく「優しくてあたたかい」という印象を常に受けていたんです。

 

そういう「優しい人」は人の痛みもわかるような繊細な部分も持ち合わせているような気がして。

 

とあるインスタライブでは

 

「毎日のようにコメントやDMくれる子達がたくさんいて、今日はこんなことあったよ〜とかそうやって私に伝えたいと思ってくれることが嬉しい。中には相談だったりちょっと悲しいことがあったりした時に送ってくれる子もいる。私は返信することはできないけどみんなの言葉読んでるから、その吐き出したい言葉がもしあれば私でよければどんどん送っていいからね。(意訳)」

 

なんてことを話していたこともあったけどとにかく自分のことを愛してくれる人には大きな「愛」で返してくれるような子だなあと思ってます。

だからこそ「私のファンは愛が重めの子も多いんですよ☺️」なんてインタビューで答えていたこともあったけどそんなファンの子が増えるのも頷ける。

 

私にかけてくれた言葉も、こうやって自分のファンに対して思いを口にして届けようとするところも、

きっとその「痛みをも分かろうとしてくれる優しさ」、その繊細さがあってからこそなんだろうなと勝手に感じてます。

 

 

唐突ですが、個人的に。今年の某NHK音楽番組(インタビューが多かったSで始まりSで終わる番組)を見て感じたのは

「真ん中で歌い続けることで自分にも周りからも感じる期待やプレッシャー、重圧が少なからず原因の一つとしてあったのではないか」

ということです。もちろん決定的なことは皆さんなんとなく察してると思うけれど私はそれだけではなくて他の要因もあったと思っていて。

それが一つの要因でもあるのではないかなんてあの番組を見て思っていました。

 

 

 

確かに今は「真ん中」だし「圧倒的センター」なのかもしれない。

 

 

 

でもこれは元々の立ち位置から5人になったから必然的に「真ん中」になったのでもあって。

 

確かに前からリードの分量は多い方だったけれど、メンバーにも圧倒的〜と言われていて(発言した子を悪いとは1ミリも思っていません)

少し「ウウウ…」と唸ってしまったのが正直なところです。複雑な感情に苛まれました。

 

でも裏を返せばそれだけ頼りになれて「真ん中」でどっしりと構えてる安心できる存在なんだろうなとも感じました。

4人の素直な気持ちも聞けて、涙なしでは見られなかったけれど

「ああ、私たち以上に4人が恋しくてたまらないんだろうな」と強く感じた日でもありました。

 

 

 

 

今度の大千穐楽公演、今までの記載がないだけに完全体を期待するような声も上がっていて皆も待ち侘びているんだろうなあというのが伝わる。それと同時に、どうかそれがプレッシャーにならないで、ということだけを本当に祈りたいです。

 

 

歌いたい、みんなの前に立ちたい、伝えたい、あの子がそう心から思えるようになれる日まで。

そしてその日が来たら全力で「おかえり!!!!!!!!!」と騒ぎ回りたいね、その日を待ち侘びて私は今日も明日もその先も生き延びます。

 

 

またあの笑顔に会えますように。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。